2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

自然科学論 (GGH102)

逸見彰男

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 主体性・協働性・多様性・思考力

授業科目の目的・テーマ

私たちを取り巻く自然界は、主に「エネルギー」と「物質・生命」の要素から成り立っています。これらの要素が複雑に絡み合って起こる自然界のいろいろな出来事を調べ考えて、自然とは何かということを解き明かしていく勉強が自然科学です。自然科学は、いろいろな形で私たちの生活や社会に密接に関わっています。
本授業の目的は、自然科学の考え方や方法の基本を知るために、これまで得られている様々な知見について要素別にまとめ直して理解し、日頃の生活の中で「科学的とは何か、何をどのように振る舞うことか」を的確に判断できるようになることです。

授業修了時の到達目標

自然界のいろいろな現象や法則を、「エネルギー」、「物質・生命」の各要素に結びつけて、適切な言葉を用いて説明することができる。
「自然とは何か」について、科学的な立場に立って考察することにより、自ら考えを記述することができるようになる。
自らが進んで行く道に、自然科学に裏打ちされた知的な態度と姿勢で向き合うことができる。

授業内容の全体計画

第1回 授業のガイダンス 自然科学っておもしろいネ
第2回 リンゴは落ちるのに、月はなぜ落ちないの?
第3回 熱い冷たいってどういうこと?
第4回 波の話
第5回 音の話
第6回 光の話
第7回 放射能ってなに?
第8回 そもそも「物質」ってなに?
第9回 水の話
第10回 微生物の話
第11回 ビールスってなに?
第12回 iPS細胞ってなに?
第13回 発酵の話
第14回 課題(試験やレポート等)
第15回 課題についての総括

授業時間外の学習(予習・復習等)

授業時に提示した資料(インターネット上の資料も含む)を調べて理解を深めること。(各回4時間)

単位認定に関わる評価方法

課題 70%、授業への参加度 30%

受講生に望むこと

私たちは、いかに、自然界のいろいろな現象や法則を巧みに利用して生きているかを知ってもらいたい。また、さまざまな物事への対処方法に自然科学の考え方や方法をも取り入れていただきたい。

フィードバックの方法

課題は添削をし返却する。授業の中で総評を行う。

アクティブラーニング

テキスト

特になし

参考文献

必要があれば、授業中に示す。

実務経験の有無

大学勤務経験:大学で自然科学に関連する分野の研究および教育を行った経験をいかして、科学に関わる身近な例を豊富に盛り込んだ講義をする。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

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