2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

地域と子育て支援Ⅱ (EEP202)

寺川夫央・十河治幸・岡田奈恵美

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 専門的知識・技能、主体性、協働性
4 地域志向性、地域貢献力

授業科目の目的・テーマ

・おでかけ児童館の見学、参加、ふり返りを通して、子育て支援にかかわる保育者としての姿勢を身につける。
・めいたん広場を見学し、親子が安全で楽しく過ごせる環境作り等についての理解を深める。
・学生祭、FC今治コラボ授業における企画・実践・振り返りを通して、地域と子育て支援の理解を深める。

授業修了時の到達目標

・本学が行う子育て広場活動の意義を理解し、保育者が行う子育て支援の要点を具体的に説明できる。
・学生祭での企画、準備、実践、ふり返り、FC今治コラボ授業での身体を動かす遊びの体験や企画、実践、振り返りを通して、子育て支援にかかわる保育者として主体性、協働性を身に付けている。
・地域での子育て支援活動の意義、効果、今後の課題などについて意見を述べることができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 「10月おでかけ児童館」の準備活動
第2回 「10月おでかけ児童館」実践・振り返り
(9月~10月)学生祭での企画、準備、実践、振り返り   
第3回 FC今治コラボ授業③ 身体を動かす遊びをテーマにした子育て支援活動の計画・準備
第4回 FC今治コラボ授業④ 身体を動かす遊びをテーマにした子育て支援活動の実施・振り返り
第5回 本学での子育て広場活動「12月めいたん広場」の見学
第6回 「1月おでかけ児童館」の準備活動
第7回 「1月おでかけ児童館」実践・振り返り
第8回 地域と子育て支援報告会参加・振り返り

授業時間外の学習(予習・復習等)

・学生祭・保育学生研究大会・地域での実践活動、または地域でのボランティア活動(準備や練習、振り返り等の時間を含む)。(18時間)
・子どもに適合する遊びや歌等について情報収集して練習をする。(4時間)
・おでかけ児童館に参加し、活動の振り返りと記録を作成する。(2時間)
・めいたん広場の見学記録をまとめ、実践に向けての課題を整理する。(2時間)
・これまでの子育て支援事業への参加や取り組みをまとめなおす(報告会の準備を含む)。(4時間)

単位認定に関わる評価方法

実践へのプロセス50%、振り返りレポートおよび参加姿勢50%で総合的に評価する。

受講生に望むこと

学ぶ意欲を持って、積極的に授業参加すること。

フィードバックの方法

レポートは確認、添削して返却する。実践の場での学びについては、振り返りの時間をとり、解説する。

アクティブラーニング

第2回、第7回では、おでかけ児童館への参加を通して、児童厚生員の活動を学び、自らも実践できるように実習する。
学生祭では自分たちの企画・運営を通して、フィールドワーク的な視点をもって子ども支援について理解を深める。
第3回、第4回では、子育て支援活動の実践を通して、フィールドワーク的な視点をもって子ども支援について理解を深める。

テキスト

適宜資料を配布

参考文献

今治市子ども子育て支援事業計画 
『子育て支援の環境づくり』 高山静子 エイデル研究所

実務経験の有無

保育士・所長としての経験を活かし、具体的な子育て支援活動の事例などを盛り込む。

備考

本授業は幼児教育学科の地域志向科目であり、地域の人々との交流、地域での実践活動を中心とした学びを目指しています。
地域での実践活動やボランティア活動は土日祝日等に行うことがあります。

オフィスアワー

寺川 火・16:00~17:00
十河 木・12:30~14:00
岡田 月・14:30~16:30

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