2023年度(令和5年度)講義概要―シラバス―

フードビジネス論 (LLF404)

浅海廣司

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

食品事業の開業の為の基礎知識の一部(マーケティング、経営、財務、採算分析、予算、メニュー開発、店舗づくり、広告宣伝や販売促進)のノウハウを学ぶことができる。

授業修了時の到達目標

フードビジネスが人間生活の根幹をなす事業であり、あなたは事業の社会性・公共性を学び、企業の利益性を理解し、両者のバランスを取り、両立させることが経営者だと知る事ができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 現代フードサービス産業の歴史(現代外食、中食事情)
第2回 日本のフードサービスの歴史(外食産業~グルメ時代~価格破壊到来)
第3回 経営の基礎知識(マーケッティング、経営等)
第4回 業態開発(業種、業態のとらえ方、店舗コンセプト)
第5回 出店戦略1、店とフードコーディネーターの役割、出店計画と全体像、経営理念
第6回 出店戦略2、出店基本戦略と設定(商圏、立地、投下資本)出店の確認
第7回 開店業務1、業態名と店名、店舗イメージ政策、開店に必要な各展開業務
第8回 開店業務2、開店準備と開店、成果の分析と開店後のアプローチ
第9回 販売促進メニュー販促、メニューの使命、デザインの注意事項、販促メニュー
第10回 店舗販売 販促計画の基本、顧客作り、販促のPDS、販促の基礎
第11回 メニュープランニング1、メニュープランニングの流れ、トレンドの読み方等
第12回 メニュープランニング2、商品流通とメニュー、メニュープランニングシート
第13回 食の企画・構成・演出の流れ1、食の企画の流れ、企画立案のコツ
第14回 食の企画・構成・演出の流れ2、食の6W3H、オリエンテーション、企画書
第15回 テーブルマナー テーブルマナーとプロトコール
 定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

経営者としての豆知識(調査、販売、収支、損益分岐点)を身に付ける
事前学修
 今回の授業内容の箇所を音読(2回)し自分が思う疑問点を抽出する事(2時間)
事後学修
 今回の授業内容を反復し、得に配布資料については世間の動き・変化を知り疑問点の理解に努める(2時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験100%

受講生に望むこと

フードコーディネーター3級合格に相応しい、必要不可欠な基礎知識を身に付けて欲しい。

フィードバックの方法

定期試験の結果は、授業の中で個人面接方式により模範解答を解説・告知し回収する。

アクティブラーニング

第11回目、12回目で実際に自分が喫茶店の経営者になったつもりでお店のメニュー作成の時間に当てる。

テキスト

協会公認テキスト『新版フードコーディネーター教本2021』柴田書店

参考文献

『フードコーディネーター過去問題集三級』柴田書店

実務経験の有無

備考

第15回目 テーブルマナーについては、受講者と相談し、実習か講義かを決定します。実習を行う場合は実費4,000円程度が必要となります。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

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