2023年度(令和5年度)講義概要―シラバス―

介護福祉の基本Ⅱ (LWM202)

杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
5 基礎的研究力、ICT能力

授業科目の目的・テーマ

“介護を必要とする人”を理解し、“個別ケア”“自立支援”の介護の考え方と実践を学習する。

授業修了時の到達目標

介護福祉の実践に必要な“個別ケア”“自立支援”の具体的で適切な手法を自ら考え、実践することができる。

授業内容の全体計画

第1回 自立支援の考え方
第2回 ICFの考え方(1)ICIDHとICFのモデルについて
第3回 ICFの考え方(2)ICFの生活機能の役割について
第4回 自立支援とリハビリテーション(1)リハビリテーションの意味と方法について
第5回 自立支援とリハビリテーション(2)リハビリテーションの専門職と連携
第6回 自立支援と介護予防(1)利用者の自立支援
第7回 自立支援と介護予防(2)介護予防とその実践
第8回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(1)カウンセリングマインドに学ぶ相談援助
第9回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(2)ターミナルケアでの相談援助
第10回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(3)家族支援と相談援助
第11回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(4)対人援助職のセルフケア①
第12回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(5)対人援助職のセルフケア②
第13回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(6)認知症のある利用者から学ぶこと
第14回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(7)認知症のある利用へのアプローチ
第15回 チームアプローチとリスクマネジメント
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前にテキストを読み、不明点を整理しておくこと。授業後は主要キーワードを自分の言葉で説明できるように要点を整理しておくこと。
(1回あたり4時間(予習1.5時間、復習2.5時間))

単位認定に関わる評価方法

定期試験:70% 授業態度・課題:30%

受講生に望むこと

介護福祉という学びの成り立ちから全体像をつかむ概論となります。興味を持って学んでください。

フィードバックの方法

授業内で質疑しその場でコメントを返す。課題レポート、小テスト等はコメントを返す。定期試験は面談にてコメントを返す。

アクティブラーニング

グループワーク

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座3 介護の基本1』中央法規出版

参考文献

適宜紹介する。

実務経験の有無

介護福祉士・介護支援専門員としての経験を活かし、授業を行う。

オフィスアワー

金・ 8:50~10:30

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