教育の方針 -教育理念、教育目的、教育目標-
本学の建学の精神・教育理念
本学の建学の精神は、「明徳を明らかにする」にあります。これは中国の古典「大学」の一節、「大学之道ハ明徳ヲ明ラカニスルニ在リ、民ヲ新タニスルニ在リ、至善ニ止マルニ在リ」に依拠しています。「明徳」とは、生まれながらにしてもっているすばらしい本性(天賦の徳性)のことであり、これは教職員にも学生にも備わっています。この「明徳」を教職員と学生が共に学び合う(教え教えられる)関係の中で、引き出し合い、磨き上げ、美しく逞しく生きていく力に昇華させていくことが本学の建学の精神です。この「明徳を明らかにする」との建学の精神に基づく人格教育を教育理念とし、深く専門の学芸を教授研究し、職業または、実生活に必要な能力を育成することにより、地域に根ざしつつ人類の文化と福祉の発展に貢献することを本学の目的としています。
本学の教育目的
- 豊かな人間性と優れた専門能力を兼ね備えた人材に育つこと。
- 時代の要請、地域のニーズに応ずる新しい学問・技術を修得すること。
- グローバルな視野を身に付けた教養人としての素地が整うこと。
- 心の美しい礼儀正しい主体的・協働的な社会人となること。
本学の教育目標
- 学生一人ひとりに固有な徳性を尊重する多様で柔軟な教育。
- 少人数教育を通じて学生が教師と直接ふれあえる人間教育。
- 基礎から積み上げる学問、行き届いた技能訓練と綿密な実習指導を通して、確かな学識と優れた実践的技能を修得させるような教育。
ライフデザイン学科の教育目的
- 本学科が培ってきた教育の伝統を継承しつつ、新しい時代にふさわしい人間性豊かな人材として育ち、社会生活の多様化に適応して自己判断・自己選択できる能力を養い、将来の確かなライフデザインを構築すること。
- 将来を見据え、社会に貢献できる専門性の高い知識と実践力を身に付け、必要な免許資格を取得すること。
ライフデザイン学科の教育目標
- 日本人と留学生が共に学び、実学を修得することで自己の可能性を広げ、自己実現していくこと。
- 地域福祉の担い手となる、人間性豊かで専門性の高い知識と実践能力を兼ね備えた介護福祉士の養成。
- 人間性豊かで、健康や栄養に関する専門知識を持ち、食知識の普及と食事の提供をおこなう栄養士や栄養教諭の養成。
- 調理の知識や技術を身に付けた、人間性豊かで創造力溢れる調理師の養成。
幼児教育学科の教育目的
深い知性と高い徳性を具えた人間、また柔軟で創造的な心性に基づく優れた専門能力を持つ保育者となること。
幼児教育学科の教育目標
- 自らの個性を生かして、主体自律的かつ協働的に行動することのできる保育者の養成。
- 地域に立脚しながらも地球的な展望を失わず、子どもの最大限の利益を計ることのできる保育者の養成。
- 系統的な知識と応答的な実践力を修得するとともに、自らの子ども観を確立して、普遍的かつ現代的な社会の要請に応えることのできる保育者の養成。
3つのポリシー